「はい、ロックベルだよ。」
年季のある声。
「あ、ばっちゃん?オレ、オレだけど。」
「おンや、エドかい?またいきなりどーしたのかい」
「あぁ、その、機械鎧(オートメイル)壊しちまって・・・・」
少し焦り気味のエド。
「おやおや、またかい? まぁったく、しょうがないねぇ。
 わかったよ、準備しといてやるよ。」
明るく応える老女(?)。
「はは、わりーな、ピナコばっちゃ。
 えーと、夕方ごろそっちにつくと思うから。」
ポケットから小さなメモを出しながら伝えるエド。
「あいよ!」
「じゃ!」
そう言って受話器を置く。
「よし!ンじゃ行くか!」
エドが言う。
「うん!久しぶりに行けるね、兄さん。」
とはしゃぐようにアルが言うと、
「バーカ、行くんじゃねーよ、帰るんだよ!」
とエドが笑っていう。
「あは!」
2人は駅にむかって、軽く駈け出す。
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